堺東駅で電車を降り、堺市の中心街に一気に来ました。百舌鳥(もず)からちょっと外れました。中世の自治都市・堺はあまりに有名です。私は初めて来ました。このメインストリート大道筋を中心に当時の都市が展開していたはずです。紀州街道の道筋でもあったようです。道が広いのに驚きます。歩道が車道なら2車線分ぐらいあります。道が両側各3車線、中央に路面電車の線路。複線です。いつ頃からこの道幅になったのでしょう。中世の頃からこの幅ではたぶんなかったはずですね。余談なのですが、中世の市民による自治というのがどんなイメージで表現されるものなのか、今回の歴史散策の中でちょっと興味ありのテーマです。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のように、親方多数が出てきて歌合戦、というのは面白いだろうと思ったりします。南蛮人との交流があれば、そこにも何かドラマがあったはずです。時の権力との闘争もあったわけです(足利将軍、信長、秀吉、家康)。市民オペラがあってもよいかもしれないと思ったりします。
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