ここは蕪栗沼のエリアです。先ほどから小鳥の気配は感じていましたが、うまく映像に捉えることができました。一見、モズのように見えます。ただモズにしては色が淡いですし、濃い色の目線もないですし、翼の白い班もモズとは違うと思わせる特徴です。尾もちょっと短いですし、止まり木の周辺の枝先にクチバシを伸ばして何かを食べています。モズはこのような振る舞いはしません。図鑑で照合してみたら、どうもこれはベニマシコのメスであることがわかりました。ということは、この周辺に紅色のオスもいたのでしょう。この時には発見できませんでした。ベニマシコを見たのはこの時が初めてです。見事に周囲の枯れた草色に同化しています。胸部あたりには淡い紅色も確認できます(夕陽の光線の影響でそう見えるのではないですよね)。
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