この日のバードウォッチングのハイライトはこのヘラサギです。野鳥に詳しい方が、あそこにヘラサギがいますよと教えてくれました。実はこの場所が遠すぎて、肉眼では白いサギ科の鳥がいるというぐらいにしか認識できません。たぶんコサギだろう、ぐらいに思っていました。とんでもない話でしたね。これまでにもこういう誤認はけっこうあったかもしれないと思います。フィールドスコープを介してここまで寄って捉えることができました。識別に役立つのは高倍率のスコープ、改めてその威力を実感しました。ヘラサギがこの地域に来るのは非常に珍しいということです。私も初めて見ました。先端が扁平につぶれたようなクチバシが特徴的です。周囲を見回しながら、時々、その平たいクチバシを水に入れて餌を探す、という動作を繰り返しています。
|