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eポートフォリオ入門 留意すべきいくつかの点04

自律できるeコミュニティ

出演者: 前川道博(東北芸術工科大学専任講師)
(登録日: 2005/01/06 更新日: 2005/01/06)

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前川道博(東北芸術工科大学専任講師) 
自分たちの中で意思決定ができ、そして自分たちの中で問題が解決できるということが理想です。リーダー、システムの運用管理者、わからないところを教えてあげるITサポーターがグループの中に程よく混じり、学習する人と全体が学び合い教え合うことがeコミュニティの一つの描けるイメージなんです。

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 「eコミュニティ」と一言で言うんですが、これは自律できるコミュニティというのを理想としては考えています。それはどういうことかというと、自分たちの中で意思決定ができるということですね。そして自分たちの中でいろいろな問題が解決できるということなんです。お金がかかればお金がかかったように、それも処理ができるということなんです。そして技術的な面もありますが、その辺も自分たちで支えられるということなんです。一つの自治組織といったら大げさなんですけれども、「自治モデル」というものでお考えいただけると、少しわかりやすいかもしれません。
 自分たちの活動ですから、自分たちで責任を持つ。自分たちで支えられるように、自律したものにしていく必要があるということなんですね。これが末長く続く、一つの核になっていくんではないかと考えています。
 そのメンバー構成など考えますと、まずリーダーですね。活動全体をコーディネーションする役割の方がいります。それからサーバを構築したり運用したりするシステムの運用管理者というものがいります。技術面を担当したり、計画から運用までシステム的な面をサポートしていくという役割の人ですね。
 それからパソコンの使い方であるとか、わからないところを教えてあげる。これをITサポーターという言い方で言いたいと思います。ITサポーター。決して技術的に難しいことでなくていいんですけれども、使い方とかを手ほどきしてアドバイスしてあげられるような人ですね。こういうのがグループの中に程よく混じっているということが皆の大きな支えになります。
 そして学習する人ですね。サイトを制作したり、学習の主役になる人です。こういう人たちの裾野が大きくなっていって、全体がお互いにですね。学びあう。教えあう。こういう関係に育っていくと。こういうものがeコミュニティとうものの一つの描けるイメージなんです。

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