[ 年代(弘化1844〜)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(仏教(その他)) | 地域(志津) | 年代(弘化1844〜) ]
西川町石碑石仏資料

観世音

カテゴリ: 仏教(その他) 地域: 志津 年代: 弘化1844〜
(2004/02/02 更新日: 2007/05/22)


→画像表示 [ Lサイズ ] [ オリジナル ]


建立年:弘化2年  高73×巾47


観音は全ての衆生を救済するため、それに応ずるように三十三の姿を現すという。これを三十三応現身という。観音信仰は古来広く行われたが、平安中期から六観音の信仰が起こった。また紀州(和歌山県)那智山を観音の浄土補陀落山の霊跡に当て、各地に観音霊場の寺院を考えてそこに参詣することが盛んになり、末期には西国三十三所霊場巡礼の信仰が現れた。その後坂東・秩父の札所(秩父はのちに三十四となる)が成立し、室町末以来、この3ヶ所百観音を巡礼することが行われ、江戸時代には庶民の間に広まり、各地に「百番供養」の石塔を見ることができる。地方的な札所も数多くつくられた。

     弘化二巳稔発願主
     四國三拾三所

    観   世   音

     八月吉祥日 悪七宇兵衛
 
[ 年代(弘化1844〜)へ戻る | ←← | →→ ] [ カテゴリ(仏教(その他)) | 地域(志津) | 年代(弘化1844〜) ]
[ ホーム| ]