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西川町石碑石仏資料

熊野山(万年祠)

カテゴリ: 神道(その他) 地域: 本道寺 年代: その他
(2004/02/02 更新日: 2007/05/22)


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建立年:不詳  高43×巾19


熊野山信仰(くまのやましんこう)
熊野坐神社(本宮)・熊野速玉神社(新宮)・熊野夫須美神社(那智)の3社を中心とした信仰で、熊野三社・三熊野ともいう。(単に熊野山・熊野信仰と称する場合も、この3社を中心とした総体をさす)熊野のクマは“隈”に通じ、山嶽重畳とした奥まった地形を意味し、『日本書紀』が伝える伊弉冉尊の葬送地の伝説が示すごとく、黄泉国・根の国、つまり他界と観念されてきた。それが仏教の浸透・普及につれて、本宮の本地が阿弥陀、新宮の本地が薬師、那智が観音と位置づけられ、なかでも阿弥陀・観音の浄土とする信仰の高まりが、日本の山岳信仰の根本かと考える。
 
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