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SKF2013/子どもと魔法、スペインの時 2013/08/23

カテゴリ: サイトウ・キネン・フェスティバル松本 地域: 長野県
(登録日: 2013/08/24 更新日: 2024/09/30)


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記録日: 2013/08/23

オペラ「子どもと魔法」「スペインの時」
2013年8月23日(木) 開演19:00
会場:まつもと市民芸術館

<プログラム>
ラヴェル/オペラ「子どもと魔法」
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
演出:ロラン・ペリー
こども:イザベル・レナード
合唱:SKF松本合唱団、SKF松本児童合唱団


ラヴェル/オペラ「スペインの時」
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:ステファヌ・ドゥネーヴ
演出:ロラン・ペリー
合唱:SKF松本合唱団、SKF松本児童合唱団
 

雑記帳


昨日8/23、サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本2013のオペラの初日公演を観てきました。小澤征爾さんの指揮による上演を観るのも本当に久しぶりです。オペラの話題は記事を改めて後日、ご紹介します。

ところで今回は偶然にも天皇皇后両陛下のオペラご鑑賞と重なりました。会場周辺、というよりも、松本市街の至るところで警官が警備に当たっていました。会場では、「天皇皇后両陛下ご鑑賞に伴うお願い」という掲示が出され、観客にもお願いの文書が手渡されました。文面では両陛下が退席されるまで自席でお見送りをするようにと念押しされています。

驚いたのは客席の状況です。私は3階席だったので、両陛下がお座りになる2階最前列の席は見えませんでした。会場のまつもと市民・芸術館は客席がいわゆる馬蹄形の配置となっています。2階席以上はステージの両側に桟敷席があるのが特徴です。その2・3階の桟敷席には客を入れず、ステージから見て正面右手2階の桟敷席はマスコミの取材用。後日のテレビ報道の映像を見ると、2階席の中央部は関係者で固められていました。つまり、当初から両陛下のご鑑賞が計画されて、客席がコントロールされていたことがわかります。3階席にはSPではないかと思われる背広を着た観客の姿が何人もいました。

両陛下がオペラを鑑賞されるために動員されている人々の数はおそらく数百人はいたのではないでしょうか。天皇皇后両陛下をお迎えるすることがいかに大事であるかがおわかりいただけるでしょう。その現場に居合わせるという得難い体験をさせていただきました。

なお、事後、テレビで放送されたニュース映像を見ると、映像も言葉も全く同一で、各社が趣向を凝らして取材するというのではないことがわかりました。報道映像も統制されていることがよくわかります。

最も感動的だったのは両陛下をお迎えする時、お見送りする時、観客も演奏者も総立ちで両陛下に向かい拍手し続けていること。国民から深く敬愛されていることが以心伝心で伝わってきました。お見送りの際もしばらく見送りが続きました。おそらく両陛下が周辺の人々に挨拶をされ、時間がかかったものと思います。3階席の最前列の観客は階下を見下ろすのに上半身を大きく乗り出して何人かは落下するのではないかと思うぐらいでした。こういうのも微笑ましい光景です。

両陛下は国民の心の支えである。「天皇は国民の象徴」という意味合いの重さを感じたひと時でした。
 

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おらほねっと/ミッチーのブログから転載
SKFオペラ初日、天皇皇后両陛下ご鑑賞
2013年08月24日(土)
https://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=13375

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