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水戸室内54回定期2003/06/08

カテゴリ: 水戸芸術館 地域: 茨城県
(登録日: 2004/07/04 更新日: 2024/09/30)


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記録日: 2003/06/08 水戸芸術館

この日のコンサート


水戸室内管弦楽団定期演奏会54th
2003/06/08(日) 14:00開演
水戸芸術館

<プログラム>
グノー/小交響曲変ロ長調
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
 ヴァイオリン独奏:ミリヤム・コンツェン
チャイコーフスキイ/フィレンツェの想い出 ニ短調 作品70(弦楽合奏版)

水戸室内管弦楽団第54回定期演奏会。この日のプログラムは3曲。特に印象的だったのは、2曲目のメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲。昔さんざん聴いて食傷気味な上、あまりに有名過ぎて久しく敬遠していました。ところがこの日の演奏は非常によかった。室内楽編成で演奏されるのもたいへん珍しいのでは? 指揮者なしですーぅっと演奏が始まりました。ミリヤム・コンツェンの演奏も素敵でした。ホールの音の響きのよさにも驚きです。アンコールのバッハも実によい。こんなに音がよく澄んで響くコンサートホールは初めての経験です。今なおその時の余韻が心に残っています。
 

ミリヤム・コンツェンのアンコール


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記録日: 2003/06/08 水戸芸術館

雑記帳


水戸芸術館が開館したのが1990年でしたか。時の経つのは速いものです。開館当時のニュースは雑誌などでも見ましたし、小澤征爾がこけら落としのコンサートで水戸室内管弦楽団を指揮した姿は写真で見ただけですが、よく覚えています。それ以来、行ってみたいコンサートホールの一つでした。が、今まで縁がなく、開館後10数年経ってやっとコンサートを聴く機会を得ることができました。

見方を変えれば、それもこれもインターネットのおかげです。この日のコンサートも、メールで予約を入れ、会場でチケットを受け取ったのでした。コンサート情報を取りこぼすことがなくて済むのも、インターネットがあればこそというところです。コンサートホールが立派になり、音楽環境は全国的に格段によくなりました。バブル時代の経済効果の一つと言えます。その点では水戸も例外ではありません。とは言え、数ある地方のコンサートホールの中でも特に評価の高いのが水戸芸術館です。あまりお世辞で言っているわけではありません。建物だけ作って中身がないと言われるあまた大勢のコンサートホールの中でも主張のある運営がされています。誇れるホールを持つことのできる地方都市。水戸の誇りと思います。
 
 

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記録日: 2003/06/08 水戸芸術館

画像クリップ

(8件)
01 水戸芸術館の佇まい 02 ウェルカム・コンサートの貼り紙 03 水戸芸術館の館内 04 お知らせ掲示板
05 ジュン・ブライド 06 ジュン・ブライドの余韻 07 シャワーに虹 08 水浴びして寝そべった子ども

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