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SKF2007/スペードの女王2007/08/28

カテゴリ: サイトウ・キネン・フェスティバル松本 地域: 長野県
(登録日: 2007/09/17 更新日: 2024/09/30)


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記録日: 2007/08/28 松本市

オペラ「スペードの女王」
8月28日(火) 開演:18:00
場所:まつもと市民芸術館 主ホール

<プログラム>
ゲルマン:ウラディーミル・ガルージン
リーザ:オルガ・グリャーコワ
伯爵夫人:ラリサ・ディアートコワ
エレツキー公爵:スコット・ヘンドリックス
トムスキー伯爵/プルータス:マーク・デラヴァン
チェカリンスキー:ジョン・ダスザック
ポリーナ/ダフニス:スザナ・ポレツキー
家庭教師:イリーナ・チスチャコーワ
スーリン:小野和彦
マーシャ:黒木真弓
チャプリツキー/儀典長:大槻孝志
クロエ:安藤赴美子
ナルーモフ:成田眞
合唱:東京オペラシンガーズ
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:マーク・トンプソン
照明:高沢立生
振付:マーカス・バグラー
(メトロポリタン歌劇場所有プロダクションを使用)
オリジナル演出:エライジャ・モシンスキー
 

雑記帳


やはりSKFの大本命はオペラ・プログラムです。まつもと市民芸術館のこけら落としで「ヴォツェック」を上演したのが2004年のSKF。2005年の「グレの歌」、2006年の「エリア」もよかったですが、オペラもどきの上演でなく、オペラそのものの上演を待っていました。

「スペードの女王」は、私はかなり昔、アテネフランセのロシアオペラ映画上映会で見たことしかなく、一度見たはずなのに、どういう話だったか、どういう音楽だったかを殆ど思い返せずにいました。チャイコフスキーのオペラと言えば「エフゲニ・オネーギン」という先入観がありました。「スペードの女王」の音楽はなかなかいい。途中、さすがバレエの作曲家と思わせるような踊りの音楽など、チャイコフスキーらしい世界観の音楽でした。

奥行きの深い舞台。舞台の美術、演出、出演している歌手たちの歌がそれぞれとてもいい。全体を通しては「縦の構図」と呼べるような空間構成の演出。スペードの女王の亡霊が現れるところなど、さながら「リング」の貞子のような凄みがあり、鬼気迫りました。

折りしもこの日8/28は皆既月食の日。心配された雨もやみ、雲混じりながら月も見える晴天となりました。オペラの幕間の休憩時間、市民芸術館の屋上から空を眺めるとまさに皆既月食の真っ最中。記憶に残る一日となりました。
 

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