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シェーンベルク:モーゼとアロン 全曲

カテゴリ: おすすめレビュー 地域: どこか
(登録日: 2006/06/17 更新日: 2024/09/30)


2001
ソニーミュージックエンタテインメント
ブーレーズ(ピエール), ブレーズ(ピエール), シェーンベルク, ライヒ(ギュンター), キャシリー(リチャード), パーマー(フェリシティ), BBC交響楽団, BBCシンガース, オルフェウス少年合唱団, プール(ジョン)

この「おすすめレビュー」は、mixiの「おすすめレビュー」(CDクラシック)に投稿したものです。
 

おすすめレビュー


「モーゼとアロン」をサイトウ・キネン・フェスティバル松本でやってくれないかなあ、という期待感が高まってきました。というのも、2005年に上演された「グレの歌」はオペラではなかったのですよね。しかしながら「モーゼとアロン」はまさしくオペラ。オペラ上演ではオペラをやらなくっちゃ。

しかしそれにしても、このオペラ凄すぎ! 12音音楽でここまでの壮大な織物を織り上げてしまった。はっきりって音列がテーマ相当のものだとしても、聞いただけではさっぱりその違いがわかりません(笑)。常識的には冗談ではないわけですが、それをやり遂げたシェーンベルクのアーティスト魂を感じないわけにはいきません。ああ、非凡なオペラだ、と思いますよ。

このBBS交響楽団の演奏はかなりいいと言っていいのか、コメントしようがないぐらいに12音の均質的・中性的響きに麻痺してしまいました(笑)。
 
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