旅と音楽。本当はヨーロッパに行きたいのですけれど、なかなかその夢がかなわず。もっぱら国内での「旅と音楽」が主です。
外国では殆どコンサートに行ったことがありません。「ザルツブルク音楽祭」など聴きに行けたら最高だろうなあ、という思いだけ。行けたらいいですよね。
外国で聴いたいわゆるクラシック系のコンサートはたったの2回。何しろ数が少ないのでよく覚えています。
1つは韓国ソウルのセジョン文化会館で聴いたKBS交響楽団の定期演奏会。1980年代後半のことです。たしか。マーラーの交響曲「大地の歌」。演奏はと言うと、う〜ん、とうなってしまった。日本のオーケストラの方がずっと上手い。それからだいぶ歳月が流れて、韓国の演奏の水準は向上したのでしょうか。チョン・ミョンフンを初め、韓国人の指揮者・演奏家が注目を集め始めたのはその後のこと。韓国の歌曲を聴くのはとても好きで、現地で韓国歌曲を聴きたいのですが、そういう機会に恵まれず、未だに生で聴いたことがありません。
もう一つはサンフランシスコで聴いたサンフランシスコ交響楽団の定期演奏会。1990年12月のこと。当時、勤めていた会社の視察でサンフランシスコ、サンノゼに行った時についでに聴きました。当時の音楽監督はブロムシュテットで、この時の定期もブロムシュテットの指揮でした。割とよかった。バッハのカンタータが渋くてよかった。アーリン・オージェの歌。他に何を演奏したのか、今となってはちょっと思い出せない。
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