韓国歌曲「懐かしい金剛山」(그리운 금강산)
カテゴリ: 演奏・音源セレクション 地域: どこか
(登録日: 2024/07/10 更新日: 2024/09/30)
백남옥 - 그리운 금강산 (Longing for Mt. Keumgangsan, Korean Lyric Song) KBS 열린음악회 ...♪aaa (HD) [Keumchi - 韓] (YouTube「Keumchi Han」チャンネルから埋め込みコードにより参照)
この記事は2018年「おらほねっと」に書いたものです。
金剛山は江原道(カンウォンド)の軍事境界線に接し、北側に位置しています。韓国朝鮮の人々にとっては白頭山(ペクトゥサン)と共に名山として親しまれてきています。通常では韓国側からは行きたくても行くことのかなわない山です。今年2018年2月、平昌オリンピックが江原道で開かれ、改めて金剛山と6・25戦争(ユギオチョンジェン=朝鮮戦争)を意識する契機ともなりました。1962年の作曲と言いますから、南北分断の傷跡が消えない時代に作られた曲です。6・25の鎮魂を望郷の思いに託した歌とも言えます。
ちなみに歌詞を訳してみました。
|
歌詞(私訳)
★ (懐かしい金剛山) 作詞:(韓相億=ハン・サンオク) 作曲:(崔永燮=チェ・ヨンソプ)
♪誰のものであるのか 清く綺麗な山 懐かしい万二千峰 言葉はなくても 今こそ自由万民 襟を正して その名を再び呼ぶ 我らが金剛山 数々 万年 美しい山 行ってみることができないまま幾年か 今日こそ 訪ねる日が来たのか 金剛山は 呼んでいる
♪毘盧峯(ピロボン) その高嶺 昔のままであるのか 白い雲 そよ風も 無心に過ぎゆく 足元に 山海万里 見せないでくれ 我等全て 雫になった悲しみが癒える時まで 数々 万年 美しい山 行ってみることができないまま幾年か 今日こそ 訪ねる日が来たのか 金剛山は 呼んでいる
|
ワンモアチョイス
[화희오페라단]제2회 평화음악회 “아리랑” - 그리운 금강산 by Aida Garifullina (YouTube「화희오페라단」チャンネルから埋め込みコードにより参照)
(ここは2024/07/10追加文) この歌手Aida Garifullinaの華やかなこと、韓国語を外国人の声楽家が発声することの面白さがあって印象に残りました。芸術の殿堂ソウルアートセンターで行われた「第2回平和音楽会"アリラン"」での上演。
|
|