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ミッチーのほぼ日記

[14/09/20]世界遺産・姫路城

カテゴリ: 姫路まちあるき2014 地域: 兵庫県
(登録日: 2014/09/21 更新日: 2024/02/22)


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記録日: 2014/09/20

三の丸広場にある石碑「世界遺産 姫路城」の裏面に記されている説明文に着目してみます(説明文クリップに説明文を転載)。

「国宝姫路城」あるいは「特別史跡姫路城」であれば、おそらくこうはならないだろうという説明になっています。姫路城が著しく優れている点に着目した説明になっています。

また、私も姫路城めぐりをしてみて、各所でさまざまな説明板に接してきました。それだけの物量で説明板・碑を設置することにより、文化財が「見える化」し、さらにその背景が学習できるようになっていることの恩恵を改めて認識させられました。

これでもか、これでもかというぐらいに説明を尽くす。説明を惜しまない。姫路城のような全国に最もよく知られた歴史遺産ですらその労をいとわない。ましてや、上田城跡のようなよく知られていない歴史遺産ではなおのこと、これでもか、というぐらいに説明をする必要がある。そのようなことに思い至ります。
 

説明板クリップ


世界遺産 姫路城

(石碑裏面の説明文)

 姫路城は、世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約に基づき文化遺産として世界遺産リストに登録されました。このことは、人類全体の利益のために保護する価値のある文化遺産として、特に優れて普遍的価値を持っていることを正式に認められたことになります。

 姫路城は、城主池田輝政が築城したもので、慶長6年(1601年)から8年余の歳月をかけて天守など主要部が完成し、さらに元和3年(1617年)に城主となった本多忠政により、西の丸や三の丸が整えられました。
 螺旋状に三重の濠をめぐらし、その内部に城下町をとり込んだ大規模な縄張りは、防御に工夫した日本独自の城郭の構成を最もよく示しており、天守群、櫓、門、土塀等の権謀物群や濠、土塁などがよく保存されています。
 姫路城は、現存する最大の城郭建築で全て木造、木造の外側を土壁で多い白漆喰で仕上げています。大天守は五層六階・地下一階で、各層に千鳥破風と唐破風を飾り、最上階を望楼とし三方に小天守を配置した連立式天守でその美的完成度はわが国の城郭建築の中でも最高の位置にあり、世界的にも例をみない貴重なものです。
 白漆喰総塗籠の天守群の建ち並ぶ姿から「白鷺城」の名で親しまれており、桃山時代の技巧を駆使した近世城郭建築史上最も優れたものです。
登録年月日 平成5年(1993年)12月10日

 

メディアクリップ

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