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ミッチーのほぼ日記

[16/05/14]別所温泉で倉澤運平の話を聴く

カテゴリ: 蚕糸王国信州めぐり・蚕都上田編2016 地域: 上田市
(登録日: 2016/07/03 更新日: 2024/02/22)


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記録日: 2016/05/14

今年(2016年)8月に別所温泉を会場に開催される「全国風穴サミット」を控え、風穴サミット関係者が事前に研鑽するための講演会「倉澤運平とその仕事」が別所温泉で催されました。

倉澤運平(1966〜1934)は別所が生んだ蚕種製造家です。倉澤運平の孫に当たる倉澤和成先生(諏訪形クリニック院長)から祖父・倉澤運平についてのお話をお聞きしました。

★なぜ倉澤運平は足跡が消えたのか?
倉澤さんによると、生前の資料は倉澤家蚕室の開かずの間に何十年もの間、埋もれ、倉澤さんが発見するまで、それっきりになっていたとのこと。自筆ノートなども回覧され、それらを私たちも手にとって確認することができました。

蚕種製造や養蚕を生業にしていた別所温泉は、明治・大正期になり、蚕糸業の興隆とともに近代的な温泉街に変わり、蚕種製造もさらに興隆させます。

当日は、倉澤さんの講演会に続き、倉澤家蚕室、別所氷沢風穴を見学し、蚕種冷蔵施設としての「風穴」、地元が生んだ蚕種製造家・倉澤運平の存在とその業績を偲び、風穴サミット開催に向けての基礎理解につとめました。
 

メディアクリップ

(27件)
01 別所温泉・あいそめの湯 02 これからここで講演会 03 あいそめの湯は日帰り温泉として人気が高い 04 孫の倉沢和成さんが倉澤運平を語る
05 「繭から糸」 マジシャンを気取る倉澤運平の写真 06 なぜ倉澤運平の足跡が消えたのか 07 倉澤運平書『給桑原論』 08 奥付を見ると明治41年の刊行
09 倉澤運平講述『秋蚕法講義』 10 明治33年、蚕業改良組合本部発行 11 倉澤運平自筆ノート『上田蚕種会社…」 12 余白に「かひこ」(蚕)と書いてある
13 自身の癌の手術を記したメモ 14 自筆ノート「昭和八年十月ヨリ同九年に渡ル」 15 自筆ノートの最後に癌の手術メモが記されている 16 雑誌『蚕糸』昭和9年10月号
17 「嗚。倉澤G山翁」(倉澤運平翁を偲ぶ特集) 18 埋もれた書物『蚕都物語』 19 昭和28年発行、碓氷茂著 20 「風穴調」 風穴の調査記録ノート
21 この日20人ほどの方が話に聴き入りました 22 別所風穴(氷沢風穴)の小屋の記録写真 23 これを写真に収めようとするのですが 24 額縁のガラス越しではうまく撮れず
25 貴重な記録写真を額から出したい 26 8月全国風穴サミット会場となるホール 27 200人の収容を見込む広さ

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