大島川西支川
大島川西支川は、右岸佐賀二丁目・左岸福住二丁目で仙台堀川から分かれ、大横川(旧大島川)へ至る延長約八二〇メートルの河川です。両岸は、おおよそ元禄期(一六八八〜一七〇四)までに埋立てられた町で、川沿いには河岸地が設けられ、かつては荷物の積み降ろしなどでたいへん賑わっていました。 本川の大島川は、木場五丁目から隅田川へ注ぐ河川で、名称は、北岸の大島町(現永代二丁目の内)に因みます。昭和四〇年の河川法改正により大横川に併合され、西支川・東支川に大島川の名称が残されましたが、平成四年、東支川が区立木場親水公園となったため、現在の地図上では西支川のみが河川としてその名称を受け継いでいます。
江東区
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