あれもこれもやっていると自分の仕事が飽和気味です。「マルチメディア自分史」をさわりだけ何とか形にしました。やっとこさ。先日、手塚さんにご本人のインタビューを見ていただきました。
主たる課題は高齢者の癒しを社会全体でどのように支援できるか…です。「執筆する自分史」から「語る自分史」へ。これが本質論。語り(=ビデオ)は静止画やテキストなどを派生させることができ、昔の写真などと関連づけたり、年表にマッピングさせたりが容易です。これがマルチメディア自分史です。
語りを丸ごと記録することがとても重要です。執筆は難儀で誰でもできない。語りなら誰でもできる。それよりもその人の全人格的な表現と記録はこれしかないと確信をしています。60の手習いで綴り方を学ぶ意義を否定はしませんけど、その労力たるや大変なもの。人生のムダではないかとすら思っています。文章残しても、その方の全人格的なものは伝承できません。
マルチメディア自分史の代償としては聞き手とビデオ撮りがいります。しかしこれはうまくコーディネートしたい。人をつなぎ世代をつなぐ。こういうのをSNSというのではないかと思っています。
なるべく手間をかけず、しかも記録が共有できることが重要。地域活動として地域の人々がこれを楽しみながら実践できると社会に革命が起きます!
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