今日は長野県北部には雪が降り、テレビのニュースで雪の降る風景が紹介されていました。うそみたい。確かに北方向は雲が厚かったのですが、上田はご覧のとおり晴れです。
さて、今日はマルチメディア自分史の第3回目の撮影。本日はTさんが幼少の時から、その精神的な支えとなった神社の境内へ行ってお話を聞きました。ちょうど桜が満開。人と土地は膠着的なものです。そういうことがよくわかる。
今日初めて聞いた話は、道祖神まつり、というものがあったということ。これは子どもたちが主役でいろいろなことを自己責任で行うというもの。年長者(6年生)は、リーダーとなり、責任が重くなる。昔は地域社会が子どもを教育していた、という状況が見えてきました。
6月に私の大学で「コンピテンシーと情報リテラシー」というテーマの教育フォーラムを開きます。Tさんの話を聞くと、地域の行事や遊びがまさにそれをはぐくむものだったことが実によくわかりました。時代が変わり、この世代の人たちの知恵こそ、これからの時代の子どもたちにとって大切なものと感じました。
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