[07/01/14]蕎麦きり、辛味大根

カテゴリ: [2007]ほぼ日トピックス地域: 千曲市束ね: その他
(登録日: 2007/01/14 更新日: 2024/02/22)

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記録日: 2007/01/14

信州に暮らしていて感じる至福の一つは美味との出会いです。信州蕎麦の本場に暮らしていて、美味しい蕎麦に出会えるのはかなりの贅沢。

本日は千曲市戸倉の蕎麦料理店「萱」へ。壮大な屋敷。酒蔵かと思ったらやはり酒蔵でした。

▼蔵元坂井銘醸

注文したのは「天付き辛みそば」。辛味大根汁にそばをつけて食べるおしぼりそばです。辛味大根は中之条大根とのこと。ねずみ大根です。天ぷらの油が大根汁に混じると美味しさが増すという説明にも心引かれるものがありました。そばも、ですが、天ぷらも美味しい。細く丁寧に切られたそばもいい。

それにしてもやはり強烈にきます、大根の辛さ。薬味の味噌がたっぷり付いてきましたが、全部研いでもまだ辛い。最後に蕎麦湯を注いでもまだ辛い。

店でこの美味の蕎麦を食べていて、お品書きか何かに「蕎麦きり」について説明が書いてありました。蕎麦きりが始まったのは天正2年（1574年）と書いてある。古くは焼餅として食べられていたとのこと。ちょうど『風林火山』の時代背景の頃のようです。へえ、そうですか。いい勉強になりました。
　

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