日輪寺(にちりんじ)
宗派 曹洞宗 御本尊 観音菩薩 (海野氏代々の守り本尊だったが、海野幸義没後このお堂に安置し、 一般民衆の祈願を集めた) 建立 天文14年(1545) 真田氏の先祖の海野小太郎幸義公によって建てられた。
ワンポイント解説 この建立年には矛盾が存在する。 1541年に海野平の合戦が起こるのですが、その時、海野棟綱は真田幸隆とともに、上野国へ逃亡します。 そうすると、誰がこのお寺を建てたのでしょうか。ロマンが広がりますね。 ちなみに、現在の寺紋は六文銭ですが、建立当時は違っていたようで、六文銭へと変わったのは、真田氏が上田を統治し始めた頃だそうです。
境内正面には観音堂、左手側には勢至堂、右手側には薬師堂があります。 真田氏の由緒を訪ねて参拝する人が多い。 (日輪寺の説明板より)
(編集者 4班 88)
|