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Date: 2001年7月2日(月) 5:06pm
Subject: 地域ポータル6/29 オフ会報告
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6/29(金)の地域ポータルオフ会に参加された皆さん、ご苦労様でした。
昼の部、夜の部と続きましたが、なかなかに有意義なミーティングでした。
昼の部の参加者は、上林さん、原さん、大泉さん、杉浦さん、佐々木さん、伊勢さ
ん、青柳さん、HFPの増子さん、(以下学生の)伊藤訓子さん、尾形さん、伊藤隆善
さん、高橋さん、前川、計13名です。
夜の部の参加者は、原さん、大泉さん、杉浦さん、佐々木さん、金内さん、増田さ
ん、東根の渡辺さん、伊勢さん、青柳さん、藤原さん、奥山さん、県情報企画課の富
樫さん、今野さん、ゆいの本間さん、井上さん、天童の鈴木さん、元木さん、(以下
学生の)中澤さん、伊藤訓子さん、尾形さん、伊藤隆善さん、高橋さん、前川、計
23名です。その他、山形新聞の大森さんが取材で同席しました。
今回のオフ会、特に議事録はありませんのでご了解下さい。以下、簡単ですが、私
のメモ書きです(昼夜通し、話題が多岐に渡ったので漏れている項目も多いと思いま
す)。
皆さんの方からも補足することがあれば、ご投稿下さい。
【主な議論の内容】
置賜地域ポータル「いーよね」市民参加型運用、杉浦さんが計画している千葉県東
葛飾地区の地域ポータル企画、PopCorn WG市民参加型ネット支援について、フリーデ
ィスカッションを行いました。
・現在はネット上にパーソナルなサイトを開く形であるが、市民を巻き込んで「私た
ちのサイト」をどのように作っていくかが重要
・米国では顧客サイドが選択できるサービスが成功している
・市民参加型ネットの運営モデルは会員制・会費制だろう
・町内会のような既存のリアルコミュニティに基盤をおいて、会費を集める方式だろう
・会費を払ってもよいと市民に支持されて本物のコミュニティとなる
・NPOはビジネスとは異なるベースラインでプラットフォームの導入がいるだろう
・学校教育ではない生涯学習支援の方向が望まれる。ビジネスとしての方向も考えら
れる
・サービス運用に一人を雇えることがサービスの維持管理に必要。年間500万円の収
入を考える必要あり
・リテラシーがあれば誰でもできる。世帯に1人は作れる人がいることが望まれる
・ストリーミングの活用も考えられる。演奏会など
・CD-ROMアルバムのような取り組みとネット活用を結びつけていく展開も考えられる
だろう
・地域ポータルはビジネス、コミュニティ、公共のポーションがある
・個人による地域情報提供には限界あり。行政などの有効な支援が望まれる
・PopCorn WGを地域ポータル支援の方向で、オープンソースの既存ライブラリを充実
させていくことも含めた方向で考えてはどうだろうか
・データ発信源での分散管理が必要。データ再利用・流通促進の仕掛けが望まれる
(PopCorn, XML…)
・XMLの適用については、処理が遅い、生産性が低い、 誰もが対応しにくいという課
題にどう応えていくかがポイントだろう
・具体的に挙がった名前:時空(www.jicoo.co.jp)、米沢中央高校、和田小、どんが
らネット、etc.
【今後の方向】
・地域ポータル支援を今後PopCorn WGの基軸の一つで考えていく
・オフ会は月1回程度の頻度で必要性の高いものを重点的に採り上げる方向
・次回は7月末頃、「いーよね」の市民参加型運用案を出してもらい、皆で討議する
・夏を開発期間とし、秋には市民参加型ネット実現の実験を立ち上げる方向
・参加意思のある企業を物色または募る方向で開発体制を組んでいく(ボランタリー
な開発体制と並立)
・産学連携/地学連携助成、産業創造支援センター共同研究室利用にエントリーした
ので、当面この線で推進する
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