1980年の光州事件。「5.18」と言えば、誰でもこの光州事件だとわかります。「3.1」、「6.25」、「8.15」も韓国ではお馴染みの歴史的な日付です。日本の植民地支配、朝鮮戦争、クーデターによる独裁政権、振りかえってみれば、20世紀の韓国は苦難の歴史そのものでした。
チョッラナムド道庁前のこの場所で、1980年にあの惨劇が起きました。光州事件。クァンジュと言えば、この惨劇を抜きにして語ることはできないでしょう。光州事件の記念碑を見つけました。意外に小さく、ひっそりとたたずんでいます。「5・18民衆抗争史跡５」と刻まれています。こういう記念碑がいくつかあるようですね。「垣根の下にたたずむ鳳仙花よ、お前の姿があまりに物悲しい…」。「鳳仙花」の歌詞を想起させるような佇まいの控えめさ、物静かさでした。
そしてこの日2002/06/22、クァンジュが韓国４強進出を果たした歴史的な地となったわけです。アジア勢初となるＷ杯４強進出の快挙。おそらく、これも未来永劫に語り継がれることになるのでしょう。「6.22」。この歴史の１ページも日付で語られるんでしょうかね。
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