W杯グッズは数々あれど、とどめを指すのはこれでしょう。ヒディンクお面。なかなか粋だと思いませんか? コリアチームの快進撃と共に人気沸騰なのがヒディンク監督なのだそうで、さすがに高徳の人を敬う儒教国家・韓国の面目躍如というところです。こういうお面にすら、高徳の人を称える韓国の精神文化が息づいています。
スポーツショップには韓国代表をあしらった広告と共に各国チームのユニフォーム。どちらかというと、こちらはちょっと控えめです。外国チームのユニフォームを着る文化は日本のものらしいですし、ね。
そして頭の上に御盆を乗せて出前する、韓国の無形文化。現代のソウルにも生きていました。素晴らしい! 麦藁帽子を被ってミョンドンを行くお坊さんの姿も、そういう意味では無形文化といっていいものでしょう。
儒教に、無形文化に、と韓国らしさが表現されていますねえ。
そう言えば、韓国料理店・ハニルガン(韓一館)がなくなって、新しい若者向けのファッション店に変わっていました。5年、10年の間にミョンドンも大きく変わってしまいました。
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