キンポ空港の構内にはテーグッキが掲げられ、風にたなびいています。
Ｗ杯の生中継、前半戦が終わり、ＣＭタイムに入りました。ＫＴＦは日本で言えばドコモでしょうか。2002 FIFA World Cup Korea/Japanの公式スポンサーにもなっています。ＫＴＦのＣＭ、何と言うか韓国代表の応援メッセージそのものです。何より全国民に企業をアピールすることになりますね。韓国代表が活躍する映像と共に「コリアチーム・ファイティング！」こういうメッセージが出てきました。他の企業のＣＭもこの手のものです。番組はすっかりＷ杯。日本の場合より、ＣＭのＷ杯一色ぶりは徹底しています。
ところで、韓国がベスト８進出をかけた対イタリア戦の時、スタジアムの客席に描かれた「1966 AGAIN」という人文字が非常に鮮烈でした。1966年とは、隣国・北朝鮮がＷ杯でベスト８進出を果たした年です。北朝鮮に対し同胞意識を持ち、この韓国代表チームに南北を超えたコリアチームという意識性が、この人文字に表されていました。
ＫＴＦのＣＭになにげなくあらわれた「７千万コリア」というメッセージは、かなりショッキングでした。「７千万コリア、全てが成し遂げました。」 北も含めた同胞という意識が、このＷ杯の中で、新たな民族意識を喚起させたのでしょうか。
そんなこんなで、一息ついて、ちょっとスターバックスで一休みしました。実はここでもちょっと驚きました。コーヒーもパンもかなり高額です。日本のスタバと変わらない値段でした。韓国の人がここまで出してスタバでコーヒー飲むのでしょうか。この後、ウルサンで観戦するわけですが、夕食をどうしようかとも思っていたので、ここで万が一のために、日本の値段と変わらないパンを買い求め、テイクアウトしました。韓国内での行動としてはかなりリッチな選択という感じはしないでもありません（物価は安いですからねえ）。
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