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eポートフォリオ入門
eコミュニティで生涯学習
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03
eコミュニティで学び合い
出演者:
前川道博(東北芸術工科大学専任講師)
(登録日: 2005/01/06 更新日: 2005/01/06)
eコミュニティで学び合い
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前川道博(東北芸術工科大学専任講師)
ITを一つの接点としてつなぎあってできてくるコミュニティ。そして自ら情報を伝えていくという形なんです。一人一人の発信しているものが束なると、それがまた束なった形でのものになっていくということなんです。こういう新しいあり方を「eコミュニティ」と考えたいと思います。
全文テキスト
昨年、山形では国民文化祭情報レポーター、さらにはその人たちが次の新しいテーマとして、「山形あ・ら・か・る・と」という地域のレポーターですね。市民が主体で情報を伝えていくっていうのを始められました。ここではこういうものを「eコミュニティ」と呼んでみたいと思います。
これはいろいろな意味があります。コミュニティというのは非常に広い意味です。既にあるコミュニティもあります。例えば町内会のようなもの。地域の中で既に活動しているというグループもあります。その人たちがITを使うということを考えて活かしていくと、これは一つのeコミュニティに変わっていく。それからITを一つの接点としてつなぎあってできてくるコミュニティ。「山形あらかると」「情報レポーター」。これもそういったつながりであったかと思うんですね。
決してバーチャルなものではないんですね。ITを道具として使うというのが一つの共通の接点なんですね。そして自ら情報を伝えていくという形なんです。自ら伝える情報の部分に限って言うと、前回の講座の中で解説をした「eポートフォリオ」という形であったりするわけです。それがさらに情報レポーターという形での活動になるとすると、それが情報レポートサイトになっていくということなんですね。それをポートフォリオと言うか、情報レポートと言うかは、あまりたいした違いではないんですけれども、ただ、それが5年、10年と続けば、自ずとそこには大きな情報の蓄積ができていくということなんです。それはどういう内容、形態であれ、ポートフォリオが一つ一つ成り立っている。そしてポートフォリオを協働で作るということもあるということなんですね。そして一人一人の発信しているものが束なると、それがまた束なった形でのものになっていくということなんです。共有されていくということなんですね。
このようにポートフォリオ、あるいはそれを使った形での取り組みを通じて人と人とがつながっていく。こういうふうな新しいあり方です。これを「eコミュニティ」と考えたいと思います。
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出演者(前川道博)
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