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事例:国文祭やまがた2003情報レポーター

カテゴリ: 協働学習企画・取材&事例集 地域: どこか
(登録日: 2004/09/15 更新日: 2017/07/18)


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 2003年10月、山形県で国民文化祭が開かれた。この「国文祭やまがた」をサポートするボランティアチームの事務局を担当された海谷さんが、国文祭のイベントばかりでなく、ボランティアの活動の様子から研修会の様子まで含めて、ボランティアの力で記録したいと構想したのがそもそもの始まり。市民参加型ネット「やまがたネット」(代表:堀清人さん)の支援体制で有志を募り、10数名の情報レポーター志望者が集まった。メンバーの大半がシニア層。数回の研修を経て、いきなり国文祭本番の取材活動に入った。いざ本番になると待ったなし。手分けしてイベントなどをレポートしたページが日々何件もネットに公開され続け、かれこれ千点近いデジカメ画像、ビデオクリップが情報レポーターの解説と共に掲載される巨大サイトが出来あがった。
 最初は機材を操る様もたどたどしく、自ら取材することを躊躇していたメンバーが10日間の期間中、みるみる逞しく成長を遂げた。
 

国文祭やまがたサポーターズ映像館

国文祭やまがたサポーターズ映像館


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海谷美樹さん(山形県山形市、元国文祭やまがた事務局)

 国文祭というのは単発のイベントで、10日間が終わってしまえば後は何も残らなくなるんですけれども、それまでの期間というのがすごく重要だと思ったんですね。その中での人の出会いとかを、国文祭が終わってからもずっと続けていけるような、そういった人の関わりっていうのを作っていきたいと思ってましたので、記録っていう部分を情報レポーターとして、一つの集団というか、志を持つメンバーの集まりということで、継続して活動できるような形にしていきたいな、というのがありました。
 デジカメ持ってらっしゃる方には、写真画像ということでアップしていただいたんですけれども、ビデオを持ってらっしゃる方には、動画の形でPushCornを使ってアップしていただいて、それをインターネット上で公開していきました。


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高橋敬二さん(山形県山形市)

 私も情報レポーターになって、ビデオカメラを買った。そしで何とかそれで撮った…。もとからそういう趣味があってある程度使いこなせるという状態ではなかったわけです。こう仲間に入ってみると、自然と友達ができるわけですね。私の商売上、何というか、おんなじような職人のつきあいだったのが、まあ、若い人で、いろんな変わった人もいるわけだからね。それで面白いと。そしてたまには一杯飲むということで、だんだん深みにはまったというと変だけれども…。

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