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eメディア・ドキュメント

著作権処理と普及計画

カテゴリ: 最上川丸ごと体験ミュージアム 地域: 山形
(登録日: 2005/07/23 更新日: 2017/07/18)

コンテンツ、音声、映像資料、CG等の素材の収録方法及びそれらの著作権処理


 著作権だけでなく、肖像権の扱い、子どもの個人情報の保護に対しても十分な配慮がいる。
 著作権は子どもを含め、レポーターズサイトを制作する各人に属することを明示する。
 体験活動の様子を参加者それぞれがデジカメ、ビデオ等で記録し公開する形で教材を開発することになるので、舟航体験イベントを初めとする体験活動に参加する人に対しては、事前の説明会にてその扱いを説明し、撮影されたものが公開されることの承諾を、承諾書の形で提出してもらう。子どもの場合には本人だけでなく、保護者にも確認をする。個人の本名などを使うかどうかについては各人の意思を尊重する。他人の著作物は使わないこと、使う場合には著作権者に承諾を得ることを指導徹底する。
 以上の他、指導者は、子どもたち個人の権利が侵害されていないかをチェックし、適切に指導できるよう、事前に指導者研修を行う。
 参加者がお互いに連絡をしたり意見交換が行えるようメーリングリストを運用することも対策とする。こうした日常的なやりとりの中で、お互いをよく知り意見交換していくことは、お互いを尊重しあうことの動機づけともなる。お互いに個別に連絡を取り合う場合には、メールを活用する。
 

開発する教材の普及計画、体制、利用環境等


1 普及計画
 完成した教材およびシステムは、インターネットを通じて無償で開放する。
 山形県内ではその普及啓発を図るため、美しい山形・最上川フォーラムの会員に対してばかりでなく、県広報紙、県ホームページ等を通じた広報を行う。さらに、各市町村等の青少年活動に波及するよう、当該教材のチラシを制作し配布する。
 「最上川丸ごと体験ミュージアム」は、全国どこでも対象(最上川)を変えることにより実行が可能なモデルケースとして制作するものである。この活動を支援するシステムもまた汎用的に適用が可能なシステムである。全国に向けては主な広報媒体を当該ホームページとし、新聞・雑誌等のパブリシティを通じてホームページの認知向上を図る。
 全国各地に青少年向け活動「○○体験ミュージアム」のサーバ環境の構築支援ができるよう「システム運用マニュアル」を制作する。

2 体制
 「最上川丸ごと体験ミュージアム」制作実行委員会を当フォーラム内に組織し活動を推進する。
 ・コンテンツ制作部会
 ・システム開発・システム検討部会
 ・体験活動企画運営部会
 ・研修会企画運営部会
 ・事務局

3 利用環境等
 サーバ運用では動画を含め配信するだけでなく、ホームページの更新はASP方式により行う。その点を考慮し、実験段階から広帯域のネットワーク環境にサーバを設置することが求められる。
 サーバは山形県全域に渡る広域性・公共性にも配慮し、山形県高速基幹ネットワーク内に設置できるよう調整する。代替的な選択肢としてBフレッツ回線(100Mbps)に接続予定の市民参加型ネット「やまがたネット」のサーバを用いる。
 
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