著作権だけでなく、肖像権の扱い、子どもの個人情報の保護に対しても十分な配慮がいる。 著作権は子どもを含め、レポーターズサイトを制作する各人に属することを明示する。 体験活動の様子を参加者それぞれがデジカメ、ビデオ等で記録し公開する形で教材を開発することになるので、舟航体験イベントを初めとする体験活動に参加する人に対しては、事前の説明会にてその扱いを説明し、撮影されたものが公開されることの承諾を、承諾書の形で提出してもらう。子どもの場合には本人だけでなく、保護者にも確認をする。個人の本名などを使うかどうかについては各人の意思を尊重する。他人の著作物は使わないこと、使う場合には著作権者に承諾を得ることを指導徹底する。 以上の他、指導者は、子どもたち個人の権利が侵害されていないかをチェックし、適切に指導できるよう、事前に指導者研修を行う。 参加者がお互いに連絡をしたり意見交換が行えるようメーリングリストを運用することも対策とする。こうした日常的なやりとりの中で、お互いをよく知り意見交換していくことは、お互いを尊重しあうことの動機づけともなる。お互いに個別に連絡を取り合う場合には、メールを活用する。
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