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eメディア・ドキュメント

デジタルコンテンツとして開発する意図

カテゴリ: 最上川丸ごと体験ミュージアム 地域: 山形
(登録日: 2005/07/23 更新日: 2017/07/18)

1 データの蓄積と共有


パソコン、デジカメ等、情報機器で扱うデータの多くがデジタル化されてきていることから、データをデジタルのままに扱い、その蓄積を図ることがデジタルデータの特性を活かすことになる。これらをデータベース化することにより、個々人が個別に記録したデータを「美しい山形・最上川フォーラム」の情報財に高め、その共有を促進することが求められる。
 

2 体験ポートフォリオの形成支援


「ポートフォリオ学習」は、個人の学習記録を蓄積していくことで振り返りの学習に役立ち、自分の興味を育む効果があることが知られている。体験をデジカメ、ビデオカメラ等で記録することは、体験を振り返る具体的な学習となる。これを際限なく行うには、データ量も肥大化することから紙媒体でなく、サーバに蓄積することが必要である。
 

3 体験活動の相互誘発


データがサーバに蓄積され共有できると、お互いの発信する情報を見合うことができる。同じ体験をしても、その視点が人によって異なるといったことがわかったり、お互いに何をしているかがよく見えてくるようになる。お互いに刺激を与えるためには、データが共有されることが求められる。
 

教材の発展的な支援


教材がデジタルコンテンツとして開発されても、その担い手が特定の人に限られるとコンテンツの発展を期待することは難しい。体験参加者が直接コンテンツ制作にも参加することにより、教材が本来的な自然体験活動の一環で発展し続けることが保証される。これを平易なシステムで支援する必要がある。
 
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